先週の話。
ここ数週間くらい、雨の日を除いていつも一時間ほど歩いて帰ってる(電車の乗り継ぎが悪すぎる!!!!)んだけど、いつも見かける屋台のラーメン屋が気になって気になってしょうがなかった。どんな味がするのか気になってしょうがない。どんな人が食べてるんだろう、と気になってしょうがなくなったお兄さんはついに屋台ラーメン初体験。
値段は普通。
味は普通。
思ったより何もかもがずっと普通で、ちょっとガッカリした。
けど、客が謎だった。
すぐ近くの居酒屋からなだれ込んできた酔っ払いのおねーさんが「おじさーん」と言いながら店主に抱きついたりすれば、それをなだめて引っぺがす彼氏?も、どう見ても40代過ぎのおっさんだったりして、しかも会話の端々に「むすめの誕生日が」とか年齢相応の内容だったり、でもおねーさんは「誕生日だからってアタシに会わないなんてひどいーよー」とか、うーん?この二人の関係ってなんだ?
それを背中で黙殺しながらスポーツ新聞を一心不乱に読むオジサンやら、会社帰りとおぼしき二人組みとか、現場風のオッチャンとか、そして、そこに迷い込んだ謎の俺。
ガッカリは撤回、ワクワクした。
きっとラーメンの値段の中にこういう空気の流れる場所代が含まれているんだろう。
何よりも、寒空の中で食べるあったかいラーメンはいいものだと思うよ。