任天堂さんから次のコンシューマーハード「Switch」発表!
Switchについて特になにか書く予定は無かったのですが、色々と思うところがあったのと、自分の気持ちを整理する意味合いを兼ねて久々にブログ更新しようと思った次第です。
本機を次世代型と捉えるにはあまりにも非力で、VRや高解像度化に追従しなかったところをマイナス評価としている方も一定数いらっしゃるようです。
Steamを始めとしたPCゲームプラットフォームの躍進、スマートフォンを戦場に移したなど幅広いゲーム環境、そしてPS4を中心に高解像度化やVR体験の波が押し寄せる中、スペック的に見劣りする「Switch」。
任天堂が、あえて今の時代にこのようなゲーム機を出そうとしているのは、
「ゲームのプレイスタイルが多様化しすぎた現代において、色んなゲーム体験を提供できるコンシューマーハード(プラットフォーム)を提供する」
ただ1点、全てここに集約されているのだろうと考えています。
任天堂は「体験を売る」会社
任天堂さんと言えば「ゲームを通じて自分の周りの人を笑顔にしていく」(※意訳)的なことを常々言っているのですが、つまり「自分の周囲=家族で・みんなで」遊ぶことを前提に考えている会社とも言えます。
例えば、世界的ヒットを記録したWiiには「Wiiコントローラー」の存在によってゲームの得意不得意に関係なく、全プレイヤーを同じ土俵に立たせて遊ばせる意図がありました。
モバイル機器ではDSに代表される「2画面」「タッチペン」などによって、ゲームに不慣れな層の取り込みや、新規プレイヤーの取り込みにも成功しています。
これら新規ゲーム層の開拓・ゲームのプレイスタイルに合わせたゲーム機を出してきた任天堂の歴史を考えると、今までも(おそらくこれからも)スペック競争には関わらずに新体験を追い求める姿勢は変わらないのではないかと思っています。
ちなみに Nintendo Switch のプレイスタイルは以下の通り。
- テレビに映して大画面で遊ぶ
- 本体から切り離して持ち歩いて遊ぶ
- コントローラーを切り離して二人で遊ぶ
- ヌンチャクコントローラーで振り回して遊ぶ
- Switchを持ち寄って多人数で遊ぶ
【未確定情報】(2016年11月時点)
- マルチタッチ対応ディスプレイでスマホゲームっぽく遊ぶ
- 多人数でディスプレイをタッチして遊ぶ
- Wiiリモコンぽい赤外線センサーで操作して遊ぶ
未確定情報もコミコミで考えると、ソロプレイ・マルチプレイ共に様々なプレイが出来るようになっており、プレイヤーはゲームの種類や仲間に合わせて、どんな場所でも、どんな遊び方でもできるようになります。
いわゆる「次世代機」とは一線を画す、「どこでも、どんな遊び方でも、誰とでも出来るゲーム体験」という、まさに自分の周りの人と関わりあうためのデバイス。ここが他のゲーム機では実現が難しい、Switchの最大の強みかなと思っています。
次世代機が「新しい体験(映像や音声も含めて)を提供するデバイス」だというのは多くの人にとって異論は無いと思うのですが、そういう意味では、今までの任天堂ハードウェアは十分に次世代機だったし、Switchにも次世代機たる資格があるのではないか……というのが、自分の気持ちです。
任天堂が終わってるかどうかはさておき、多くの人とゲーム体験をシェアできるのは、自分にとってはすごく素敵やん!みたいな気持ちになります。友だちと一緒に朝までスマブラ対戦会してたような人にとっては胸熱感ある。
願わくば、多くのひとに普及できるような価格や環境が整うことを願うばかりです。
いわゆる「次世代機」とは一線を画す、「どこでも、どんな遊び方でも、誰とでも出来るゲーム体験」という、まさに自分の周りの人と関わりあうためのデバイス。ここが他のゲーム機では実現が難しい、Switchの最大の強みかなと思っています。
次世代機が「新しい体験(映像や音声も含めて)を提供するデバイス」だというのは多くの人にとって異論は無いと思うのですが、そういう意味では、今までの任天堂ハードウェアは十分に次世代機だったし、Switchにも次世代機たる資格があるのではないか……というのが、自分の気持ちです。
というわけで
「Switchオワテル」「任天堂はさっさとスマホでゲーム出してりゃいい」的な話しを見かけることが多かったので書きたくなりました。任天堂が終わってるかどうかはさておき、多くの人とゲーム体験をシェアできるのは、自分にとってはすごく素敵やん!みたいな気持ちになります。友だちと一緒に朝までスマブラ対戦会してたような人にとっては胸熱感ある。
願わくば、多くのひとに普及できるような価格や環境が整うことを願うばかりです。