ベイマックス|映画|ディズニー|Disney.jp |
http://www.disney.co.jp/movie/baymax.html
「CMや紹介動画で見る印象と、まわりの人から漏れ聞こえる感想の内容が全然違う…」
という素朴な疑問から、近所の映画館に足を運んでベイマックスを見てきました。
映画館に行くのが前回のパシフィックリム以来なので、ちょっとドキドキ。
とりあえず結論。
戦隊物とスーパーロボとアメコミに興味があるひとは見に行くべき
以下、ネタバレあり。
ディズニー映画として見るベイマックス
ぶっちゃけ「ロボと少年の感動物語」というくくりだけで見に行ったので
まさかディズニー映画+戦隊ヒーロー&スーパーロボ&アメコミ枠だったとは思わず、
そういうギャップを含めて楽しめました。
ディズニー映画(とピクサー)にはストーリーやキャラの性格付け、アクションシーン、映像手法に至るまで、文法のようなものがあると思っているのですが、今回のベイマックスもご多分に漏れずディズニーらしいアクションシーンやストーリーで構成されているので、
ディズニー映画好きなひとでも十分楽しめると思います。
日本のアニメに突き付けられたディズニーからの刺客
今までの「日本」を醸し出していた映画って、
背景画とか文化とか、どっちかといえば香港や台湾のほうが近かったかと思うのです。
世界観が日本に合ってないというか、顔ひとつとってもアジア圏であって日本じゃない。
でも今回のベイマックスは、ちゃんと「日本」してる。
そして、メカや戦隊モノの文化も、ちゃんと「日本」してる。
パシフィックリムのときから感じてたけど、
日本的な映像作品が「日本人じゃないから作れなかった」時代が終わりつつあって、
文化を輸出するとか息巻いてる場合じゃなくなってきたぞ…?みたいな、
そんな怖さを感じた作品でした。
そういうアレコレを抜きにして
普通に映画として面白かったので、
戦隊物とスーパーロボとアメコミに興味があるひとは見に行くべきすわ~
…という感想に落ち着く。
ビームじゃなくてロケットパンチにしたところはマジで偉いと思う。
ベイマックスについて調べてたときに原作の存在を知りましたが、
そっちはどんな扱いだったのかが気になりますわ。
数年後、DVDとかでまた見たくなってしまうかもしれん。
そんな日が来た時のために、この記事を残しておくのです。