Google検索で前々から囁かれていた「低品質記事・フェイクニュース」への対策アルゴリズムが入ったようですね。
調べ物でGoogle検索を使っている時に、例えばブログ記事を例にすると、最新ではなく古めのもの(2015年とか)が多めに表示されるようになったので、さっそくSEO対策してるページが反応しているようです。
ブログの収益で食べてる方は影響が出始めている人もいるんじゃないかなぁと思ったりしています。※前回のアルゴリズム変更でも食えなくなった人が出てると聞いているので※
こういう改善は、普段からプライベートであれ仕事であれGoogleを使っている身としてはありがたいことです。
IT立国以前にプラットフォームを握られている僕ら
日本だとYahoo検索も同じアルゴリズムを使っているので、Googleさんのさじ加減ひとつで検索結果が変わることになるわけですよね。なにか調べ物をしようと思うと「検索エンジンが表示したものを正とする」風潮があるなか、もし表示するに不都合な記事やページを指定されるだけで(政治とか経済とか医療とか…)いろんなジャンルで、偏った知識だけが表示される可能性が残されている未来。
Google が実現したいと思っていること -- 「利用可能な最も信頼できるソースにもとづく、関連性の高い情報にユーザーがアクセスできるようにする」ことは依然として変わりません。
まぁGoogleさんもそういうつもりが無さそうな事を言っていますが、「仕組み」の根っこを押さえられている現状は変わらないわけで。
こういう仕組み化と、それを広い範囲(グローバル)に展開するだけの目線っていうところで色々な人達に負けないような、そんなものを作りたいなって夢想しますね。
かく言うところで、このブログ記事もGoogleさんのプラットフォーム内で作っているので、すでに長いものに巻かれているのですが。
既存の仕組みから脱出するのは前途多難なようです。